こんにちは!yuuです☆
プロフィールにもあるように、私は今年の初めまで日本で看護師として2年程働いていました。
振り返ると、看護師1年目。
本当に辛かったです。
今回は、今の時期に辛くなっているであろう看護師1年目の方々に寄り添えたら…ということで、私の経験をもとにお話をしていきます!
本題に入る前に軽く私の自己紹介を行いますね!

病院付属の専門学校卒業後、🧠神経外科病院に入職。同期3名。
1年目:新人歓迎会(入職し席は端に追いやられ全く歓迎されている雰囲気が無い上に、全体の挨拶で師長から「もっと期待に応えろ」と説教を受け絶望。仕事を覚え始めてきた5~8月が辛さのピーク。上の先輩方のヒソヒソ話にメンタルを蝕まれる。絶対1年目の話)同期の存在に助けられた。
2年目:仕事も慣れ初め、病棟の雰囲気に馴染んできた。歳が離れた先輩からも良くしてもらい良い関係を築き始めたが、絶えない悪口などで病棟の黒い部分に染まってしまうのではと気づき始める。
3年目:3年目突入前に留学の為に退職。
ざっとこんな感じです(笑)
看護師1年目、何が辛い?(社会人1年目にも共通)
フィルターなどは全くかけずにありのままを話します(^^)/

朝の挨拶・朝礼
先輩方に積極的に挨拶を行います。
もちろん聞こえていない時もあったりするので、再度挨拶を試みたりもしますよね。
朝から神経を使います(笑)
皆さんの病棟では朝礼の時間に1年目の看護師から発表など行ったりしていますか?
私の病棟では、朝礼の時間に1日の行動計画を日勤ナース全員に向けて発表していました。(実習かよ!)
私たち同期3人が積極性が無いために設けられた時間です。
行動計画を発表することで、先輩たちがその仕事を残しておいてくれるというメリットもあります…(⌒∇⌒)
思い出しただけで具合悪い…。
昼の休憩
本当に地獄ですよね。
会話はもちろん、歯磨きに行く時や物を取る行動、電子レンジやポットを使うタイミング等、全てがしんどいです(^^;)
座り方など一つ一つの行動を監視されているかのようで、休憩中も休んだ気になれません。
雰囲気的に携帯なんていじっていられません(泣)
しかし、休憩時間が先輩方と打ち解けるのに最適な時間!ということで自分から話かけようと頑張りますが、話かける内容やタイミングが見つからずに休憩時間が終わるのがオチです。
でも最初は休憩時間に関しては完全に受け身で良いと思います。
空回りしてもアレですし…。塩梅が難しいですね(^^;)
自分が出来る範囲、または楽な範囲にしましょう!
優しい先輩は気遣って声をかけてくれたり、お菓子を分けてくれたりします。
どれだけ心の拠り所になったか…(´;ω;`)
先輩と入る患者さんへのケア
入職したばかりでもちろん経験なんてものは無いに等しいです。
その中で陰部洗浄や病衣交換、体位交換など先輩と入る時は本当に緊張しますよね。
怖い先輩とケアに当たった時は萎縮してしまい、自分でも訳が分からない行動をしてしまったりして注意を受けることもしばしば…。
そして、教育担当者やプリセプターに報告されるのです( ;∀;)
後から反省会になるのは分かっています。(笑)
これは運もありつつ、優しい先輩とペアになるように優しい先輩の近くにスタンバっておくなどする他ありません…。
または、最初は辛いけど怖い先輩とのケアに当たって慣れていくか…。
どちらにせよ避けられない道ですね…(^^;)
1年目についてコソコソ話す先輩方(主に教育担当者、プリセプター)
これ、正直かなりムカつきました。
なんで1年目が見える、または聞こえる場所で話すのでしょう。
悪口を言っているのと同じです。
実際、1年目が出来ていないところ、良くないところについて話合っているのですが(笑)
私の場合は、廊下、詰所でヒソヒソ話が行われていました。
「患者さんのところに行きたいな」、「詰所でカルテを見て情報収集をしたいな」と思っていても、ヒソヒソ話のせいで行きたい場所に行けないのです。
ヒソヒソ話をしている先輩方の様子を伺いながら、意味の無い行動をして時間を稼いだりもしていました…。
泣ける…( ;∀;)
でも、ずっと同じところにいるわけにいかないので意を決してヒソヒソ話をしている先輩方の横を通ります。
すると話はピタリと止まるか、または声が小さくなります。
理由としては1年目のことを話していてその話を聞かれたくないから。
酷い先輩だと聞こえるように言ってくるパターンもあります。
聞こえるように言うんだったら面と向かって言ってこい!!って感じですね。
あーほんと性格悪い(^^)
自己学習の提出
一人前を目指すのに学習することは当たり前ですが、大変ですよね。
1日の業務で神経をすり減らせ、家に帰ってきたときなんて抜け殻です。
その中でさらに勉強しなければいけないなんて辛すぎる…。
私が行っていた自己学習の内容については、技術について、持つ部屋の患者さんの疾患や関わる上で気を付けること、内服薬などです。
私は、眠たい目をこすりながらいつもの起床時間の1時間前起きて行ってました。
45分~1時間でネットを最大限に利用しながら行ってましたね(笑)
コピぺが最高でした(小声)
この時代に感謝☆(笑)
提出方法としては大きなA4プリントを閉じるファイルに挟めて提出みたいな流れだったのですが、私はこれになんの意味も無いと思っていました。
持ち運びできないし即座にメモも出来ないので利便性が全くないですよね。
私は途中からファイルを無視して小さいノートにまとめることにしました。
手書きで書くと時間かかるし見づらくなるので、私はWordにまとめて小さく印刷し、ノートに貼り付けてました。
これ、見やすくてオススメです。
結果、自分が一番やりやすい方法でいいのです。
自己学習は自分の為にあって、先輩の為にあるものでもないですし。
毎日の目標設定と評価
これ割としんどかった…。
皆さんの病棟では毎日目標を決めたり、振り返りを行ったりなどはしていますか?
私の病棟では、1週間の大きな目標を立てた上でその大きな目標を達成するには毎日どのようなことを行う必要があるかという具体策を立て、評価を行っていました。
不思議と全然思いつかないんですよね。出来てない事多いはずなのに(笑)
そして目標を設定するのって意外と難しいものです…。
毎日似たようなことしか書いていませんでしたし、プリセプターや教育担当者の先輩は忙しかったのか途中からなにもコメントが書かれなくなりました。
見ていないということです。
やる意味無いじゃんー(^^;)
定時過ぎても帰れない雰囲気
1年目の最初の頃は振り返り等で残ることはあるとしても、業務で残ることはほぼ無いはずです。
でも先輩方が残って仕事をしていたら、帰っていいのかな?という心配になりますよね。
こういう時に「帰っていいよー!」と言ってくれる優しい先輩がいればいいのですが、そうじゃ無いときもありますよね。
まだ出来ることなんてないことくらい分かっているけど、「何か出来ることはありますか?」と各先輩に聞いて回ったりとか…。
ウザがられてるんだろうなーなんて思う事しょっちゅうありました(笑)
少しくらい1年生に配慮してほしいものです。
困った時は、一番声をかけやすい先輩に何か出来ることは無いかということを聞くだけで良いと思います◎
プリセプターや教育担当者たちの会議
これは一体何を言われているんだろうという不安が心を蝕みます(笑)
私の病棟では会議の結果を議事録としてファイルに収められていました。
誰でも見ることが出来るのです。
夜勤に入り始めた時、相手の先輩が休憩に入っている時にこっそりと目を通したのですが、出来ていることなんてほぼ書かれず、出来ていないマイナス面しか書かれていませんでした。
いつも出来ていない事しか目についていなかったようです。
見た時は本当に落ち込みました(笑)
今でも思い出すと恐ろしいです(^^;)
ざっとピックアップしましたがこんなところでしょうか。
まだまだあると思うのですが、書きだすと止まらないのでこの辺で止めておきます(^^)/
病棟・業務に慣れる為の具体策

挨拶はしっかりと!
これは社会人にとって基本的なことですね。
たまに挨拶返してくれない先輩がいますが、聞こえる様に挨拶をすればオッケーです。
挨拶をしたのは事実ですから。
聞こえてないのは相手の責任です(笑)
分からない事は分からないと言う・先輩に聞く
これ、重要です。
分からない事は分からないと正直に言う勇気。
稀に「こんなことも分からないの?」と言ってくる人間もいますが、そんな人は無視です。
分からないと言ってもそのままにしておいてはダメなので、「調べてきます。」と付け加えましょう。
後に、調べたことを先輩に伝えたり合っているかを確認すると、「この子はちゃんと調べてきたんだな」という風に思われて印象UPです!!
プリセプターや教育担当者の先輩方は、基本的に頼られたり、頑張ってきたことを見せられたりすると嬉しいものだそうです。そして、先輩方も忘れてしまっていることがあるから、この機に一緒に学びたいそうですよ(実際に先輩から聞きました)。
これを繰り返しているうちに先輩方と打ち解けてくるはずです!
社会での人間関係って本当に難しいですね(^^;)
調べたことはポケットサイズのノートにまとめる、そして先輩にも見てもらう
何かの時にさっと取り出して確認出来る様にしておきましょう!
上でもお話したのですが、パソコン等を使ってWordか何かで調べたことをまとめ小さく印刷し、ノートに貼るのオススメです!
私の場合は字が綺麗とは全く言えないので、ノートがぐちゃぐちゃにならずに済みました(笑)
さらに画像なども取り入れられるので、見た時に分かりやすいです。
是非活用してみてください(^^)/
あと、毎回では無くても調べたことを先輩に見てもらうのが良いです◎
これは自己学習もしていますというアピールになります。
仕事終わって疲れている中大変ですが、先輩に色々見てもらったりなどは大体1年目の期間だけなので辛抱です…。
「自ら気づく」という意識を持つ
例えば、
新しい技術(検査出し、点滴の混注、ルート確保等)を学べる機会、もしくは実践出来る機会を自ら探して見つけ、事前に先輩に「見学したいです。」または「実際に行いたいので見守りをお願いします。」等と自ら声を掛ける等ですね。
先輩から「これから~やるけど見る?」等と声を掛けられると思うのですが、先輩から声を掛けられるのを待つのではなく、自分からその日にある技術を見つけ声を掛けるようにしましょう!
処置台に置いている物を見たり、朝礼で伝えられる今日1日のイベント等を聞いていれば情報をキャッチできるはずです☆
自らやりたい技術等を先輩に声を掛けられるようになれば、一生懸命学ぼうとしている姿勢が伝わってきます。
そして、技術を行う前には手順等は事前に確認しておきましょう!
準備せずにやろうとしてたの?と先輩に注意を受けることになります…。
出来る様にならなければいけない技術はたくさんありますが、学ぶにあたってあれもこれもとなってしまったらキャパオーバーになりますよね。
私は実際にそうなっていまいました。
気付けば、自分が心からやりたい!と思っているのではなくて先輩の目を気にして無理に行っていました。
先輩によっては「せっかくこういうのあるのに見ないんだ。」という人がいるんですよね(^^;)
見るだけならいいですけど、次実践出来る様に見て学んだことを忘れないようにまとめたりしなきゃいけないじゃないですか。(実践する時「前回見学してたよね?」と言われる可能性大)
なので、自らセーブをかけることも大切だということを学びました。
イベントが被った時は、頻繁にある技術は優先順位を低くしてめったに見られない・出来ない技術を優先しましょう。
あと、先輩にも「今日は~と~を行い、~は今後もあるので次回にします。」等と計画のようなことを伝えられると良いですね!
本当に1年目はやることも多いし身も心も疲れますね…( ;∀;)
同期と協力する
1年目の頃は同期の存在がありがたかったものです。
辛い気持ちを分かってくれるのは同期しかいない。
皆さんも是非、大切な同期達と支え合ってください。
コロナが無ければ仕事終わりに飲みにいくことが出来るんですけどね…。
私の頃は同期と週3-4回のペースでご飯に言ってました(笑)
食費よりなによりストレス発散です!
先輩の愚痴をめちゃくちゃ言ってましたね(笑)
私が実践していた中で今思い出せる限りではこのくらいでしょうか…。
他に「こういうのやってたよー!」という具体策があれば教えてください!
最後に
1年生の皆さん!
今日も本当にお疲れ様でした。一生懸命頑張りましたね。
病棟業務に慣れない、技術がうまくできない、患者さんとのコミュニケーションが難しい等色々な悩みがあると思います。
さらに、先輩から出来ない事を中心に言われ落ち込むこともあることと思います。
でも出来ないのは当たり前です。
まだ看護師として働いて間もないのですから。
最初は辛いですが、気づいたら出来る様になっているものです。
辛い時は抱え込まず、同期や心の許せる友達に吐きだしましょう。
※先輩に言ったら?という人がいますが、よほど良い先輩じゃない限り上の先輩に報告されます(笑)
ここからは少し余談ですが、
看護師辞めたい、でも3年以上働かなきゃ使い物にならない。と思っている方。
確かに3年未満の経験は浅いです。
でも満2年で辞めた人間がここにいます(^^)/
違う病院で働くも良し、思い切って違う職業に就くも良し、私みたいに留学するも良し!
正直、看護師としての経験は働く力がある限りいつでも積むことができると私は思っています。
これが国家資格の強みです☆(笑)
現状が辛い方は視野を広げていくと少し心が楽になると思います。
私は、「三年目に入ることには留学に行く!!」というと入職当初から考えていました。
少しでも辛く感じてしまっている皆さんには、色んな可能性を感じて欲しいです。
※この記事には私の個人的な意見がたくさん含まれています。
こんな風に考えている人間もいるんだという風に見て頂ければ幸いです。
なにか聞きたい事等ありましたら、お問い合わせフォームまたはツイッターからお願い致します!
分かる範囲で対応させて頂きますね(^^♪
では☆